双極性障害を管理する。
ロク君と出会ったとき、彼はおそらく躁状態でした。(笑)
とにかくキラキラしていましたし、寝ていませんでした。
私自身、とてもお祭り女なところがありまして、
独身時代は、それはもうしっかり謳歌させていただきました。
飲み屋や旅行先は友達を作る場所、
思い立ったらすぐ行動、楽しいことは大好き!
毎年夏は湘南の海、毎年冬は沖縄で飲み会、です。
もうなんていうか、これについてこれるのは躁状態の人だけじゃないかというくらい。
そんな私に、若かりしロク君はしっかりついてきていたので、おそらく躁状態でした。
今思い返すと、あの頃のロク君は、
友人同士のお金のトラブルや、完徹からの出勤とか、恐ろしい症状ばかりでした。
また、会社で受診を促され、就労制限を受けていたのにも関わらず、
処方されたラミクタールもきちんと服用しておりませんでした。
運命なのか、私は以前から、そういうメンタル持ちの友人が周りに多く
少しだけ知識があったので、ちゃんと治療させないとまずいと思って、
結婚前提に付き合っていくのであればしっかり治療をする、とロク君と約束しました。
彼女→婚約者になった後に、主治医にも会い、薬の管理も私が行うことになりました。
今でも、薬の管理は私が行っています。
(ずいぶん種類は増えました)
結婚当時も思いましたが、
おそらくこの病は、管理をする人間(しかも本人が絶対的信頼をもつ)
が近くにいないと、治療は非常につらい気がします。
「支える」とか「理解者」とはちょっと違うというか・・・
【支える】ロク君主体になっている時点で振り回されそう
【理解者】おそらく理解はできないので。理解ではなく、うまく共存していく感じ?
管理、と堅苦しく言いましたが、
「今日の薬飲んだ?」「終電までに帰ってきてね」「高いから買わないよ」
「なんか上がってない?」
つまり、お母さん的な感じです(笑)
無視されることも多いですが、この声かけが重要だと、私は考えています。
無視されることも、ウザがられることも多いですけどね・・・・くすん。
双極性障害は、薬だけでなく、自分の意識で抑えていくことも必要だと私は思っています。
その根拠については、また今度。